PHOTO & NEON ART EXHIBITION
WE ARE A PART OF NATURE
2011.3.11 東日本大震災 心が痛みました。
しばらく具体的に「自分にできることがあるのか?」がわからないまま過ごしました。
岩手の友人、被災を経験された方々、現地でボランティアをした友人、
前向きに生きるしかないと元気に話てくれました。
自分は、生かされていることに感謝し、笑顔を忘れず、作品を精一杯、創り続けることしかできない...と
2011年が終わりました
昨年の秋、報道写真家の吉川 譲 氏の震災の写真をみせていただき、
突然であったシャッターチャンスの奥にいろいろなドラマがあることを教えていただきました。
「宇宙を覗く隙間をさがす」というテーマで作品創りをさせていただく中で
neon forest ネオンの森という空間作品を創らせていただいております。
宇宙全体でみれば、人間はほんとに小さないきものです。
自然に生かされています。
今回、そんな思いのneon forestの空間に、吉川氏が撮った震災の写真・自然の写真を
ネオンの光で灯した作品を展示させていただきます。
今回、東北大震災の直後から「希望の本 図書カードを送る運動」の事務局を本社に設け、活動している
オープン工業(株)に協賛していただきました。
被災した子供たちの笑顔をとりもどそうと、 同志社中学校時代の同級生中心にはじまりました。
私自身も作品制作発表をとおして、微力ながら協力させていただいております。
多くの方々から御支援いただいた図書カードは宮城・岩手の被害の甚大な小学校へ送られました。
宮城県 92校3201人。 岩手県70校1314人。
未発送残 2066枚(福島県への送付予定・その後は図書館などへ送付予定)
http://kibounohon.blog.ocn.ne.jp/
今後とも被災地の子供たちを支援していきたいと思っております。
この空間が、復興へのほんの小さな灯のひとつとなり、自然を考えるきっかけとなれば思っております。
報道写真家 吉川 譲 X ネオンアーティスト 安彦哲男作品展の御案内
「われわれは、自然のほんの一部分である」
われわれは、自然に生かされています。
自然は、われわれが生きるために必要なものを与えてくれる。
しかし、全てを一瞬に奪う力をも持っている。
全てを一瞬に奪われた人の笑顔をとりもどすのに、にどれだけの時間が必要なんだろう。
2012.3.07 (水) ~ 3.15 (木)
space ? ghee 神戸市中央区北野町4-6-9
078-200-5039 http://www.coosha.co.jp
2012.4.14 (土) ~ 4.22 (日)
京都市中京区御池堀川西入る池元町408-20-46neon art gallery
075-811-1301 http://neon-jiji.co.cc
協賛 : オープン工業 株式会社 ・ 株式会社 J I J I
吉川譲 (よしかわゆずる)
報道写真家。関西大学経済学部卒業後
写真家齋藤康一氏に師事。70年フリーとなり広告写真に携わる。
81年から20年間写真週刊誌「フォーカス」専属。
現在、「週刊新潮」を中心に活動。日本写真家協会会員。